ずっと続く暗闇
トンネルに出口があるのなら
この暗闇もいつか終わりがある
遺伝子を残す理由と
私が生きる意味
正しく生きることを問い
普通を装うが
その時点で私は普通じゃない
親でもなければ
人間でもないのかも
ずっと続く暗闇
トンネルに出口があるのなら
この暗闇もいつか終わりがある
遺伝子を残す理由と
私が生きる意味
正しく生きることを問い
普通を装うが
その時点で私は普通じゃない
親でもなければ
人間でもないのかも
根っこを掘って
紫陽花を引っこ抜いた
地面に根を張って
こいつは生きていた
紫陽花の根っこを見て
君は心臓みたいと言った
私もこの紫陽花みたいに
しぶとく生きてみる
僕のこの決断は僕のもの
でも
僕の決断は僕だけのものではない
かといって
みんなのものでもない
この決断がいつか
報われればと願うけど
その決断はただの事実
あいつの失敗をもう
遠くから眺める事しかできない
何もできなかったのではなく
もうできる事がないだけ
君の決断を
私は見ていた
太陽の傾きを気にしながら
珈琲を淹れる
冷たい風が
雨雲を連れてくる
洗濯にはこんなに水を使うのかと
水をためるバケツを買う
冷蔵庫がないから
買い物は毎日行く
ほんの100年前には当たり前の日常
今は感じる事さえ難しくて
忙しない日常がここにはある
こんなに時間はゆっくり進んでいて
生きるためにする事は
沢山あるんだと気づかされる