【parallel _123_world】

自分も知らないもう一人の自分、あなたの中にも。

トンネルの向こう側

ずっと続く暗闇 トンネルに出口があるのなら この暗闇もいつか終わりがある 遺伝子を残す理由と 私が生きる意味 正しく生きることを問い 普通を装うが その時点で私は普通じゃない 親でもなければ 人間でもないのかも

紫陽花

根っこを掘って 紫陽花を引っこ抜いた 地面に根を張って こいつは生きていた 紫陽花の根っこを見て 君は心臓みたいと言った 私もこの紫陽花みたいに しぶとく生きてみる

ぐれいとエスケープ

これは友人がつくった 造語 「逃避(トウヒ)」 逃げる事は どこか悪い事だと思ってた だけど そもそもそれは 最高なエスケープ手段 私は 今もなお グレイトエスケープ中

traveller

毎日ちがう土地で目を覚ます I am a traveler. 旅に問題はつきもの 問題が起きると心や頭が動き出す 人間はどうも問題を 見てみぬふりはできないようだ グルグルとバクバクと 頭や心が動く 動いた後はゆっくりと静まる そのあと取り出して 一つ一つをじっく…

28歳最後の昼

4年前の今日は梅田に旅行。 3年前は脳内ショート寸前。 2年前は憧れの大阪に住んでた。 1年前は北海道に住んでいた。 今年の8月3日は、バンライフをしている。 去年いた涼しい北海道ではなく、暑っい熱っい高知県にいる。 自分ができることを、できる範囲で…

決断

僕のこの決断は僕のもの でも 僕の決断は僕だけのものではない かといって みんなのものでもない この決断がいつか 報われればと願うけど その決断はただの事実 あいつの失敗をもう 遠くから眺める事しかできない 何もできなかったのではなく もうできる事が…

生きる日常

太陽の傾きを気にしながら 珈琲を淹れる 冷たい風が 雨雲を連れてくる 洗濯にはこんなに水を使うのかと 水をためるバケツを買う 冷蔵庫がないから 買い物は毎日行く ほんの100年前には当たり前の日常 今は感じる事さえ難しくて 忙しない日常がここにはある …

質量保存の法則

気温が上がり 水蒸気になり 雨が降る 気温が下がると 雪になる 質量は変わらない 気温が変わると見えるものが変わる 愛だの恋だの なんだかんだで 熱し具合でいろいろ変わる "オモイ"の質量は変わってないのにね ジタバタせずに流れに身を任せる

ストッパー

ストッパーをかけていたのは 周りの誰かではなく 自分だった ストッパーを外した 自分が 見る世界は 思った以上に広くて 思ってたとおり狭かった 私が私にできることは 止まりたいと思う時に 止まって 進みたいと思う時に 進むこと ストッパーをかけていたの…

割と曖昧なもの

誰かに求めるだけの 人生を送ってると 自分が段々と透明になって 気づいたら 自分の存在が消える 優しさや気遣いは すごく難しくて 勘違いしてしまう 優しさや気遣いが 重さに変わる瞬間がある 自分がやりたいことを 相手が喜んでくれる 優しさや気遣いって …

7コロビ8OKI

一回死んだ人生だから いっそなこと 生きてみようと思った 私を救ったのは 詩を書くことだった 詩を書いて 痛みを紛らわせた 方法はいくらでもある中から 詩を書く事を選んだ 何者かわからないことに 嫌悪して 自分をひたすらにせめた だけど その時の自分は…

あの時

ふと思い出す あの時がある 「もう生きたくない」 人生で一度だけ それを思い続けた いっときが 私にはある 息をすることさえも やめてしまおうかと 思った あの時 そこに私がいた 「死にたい」と 思うのは悔しくて でもどうしようもなく 朝が来ると 涙が勝…

音の力

音がはじけて耳がふるえる 私の体にはいったあとは 私の心をふるわす 目には見えない音が 目からでる涙にかわる そうやって伝わり動かす 音の力

axon

頭は常に動いて いい事も悪い事も 思考がグルグル回っている たまに止まって ぼーっとしている時に それが繋がっていく -14℃の世界では 息を吐くと 煙草の煙のような息がでる 冷たい空気の中では 思考も止まる そんな時間が最高に好き 止めては動き 動いては…

雑木林を 冬の風が通り抜ける ヒューヒュー ゴーゴー サラサラした雪も 積もると重みを増す 木の枝が重さに耐えかねて 折れる 冬という季節の 冷たさと重さが 身に染みる

日常の中

ゆっくり伸びをして 思い切り息を吐く 深く肺に空気を取り込む 冷たい空気 今日がまた始まる 朝日が少しずつ森を照らす 川はゆったりと流れる こんな朝が毎日くれば どれだけ幸せだろう 忘れてしまう静けさを 写真に切り取り胸にしまう 忘れたくない 忘れら…

わたげ

この地から 遠くへ飛んでいく どこまで行けるか その地で 根を張り 花を咲かす 故郷を夢見る 帰る場所がある またいつか

さよならを告げるたび

さよならを告げようか このまま一緒にいようか 今はまだ決められない 今までの僕は 決められないことも ダメなやつだと責めてた 決められないくらい 自分も相手も そしてみんなが 幸せになってほしいと願ってた

形と色

自分の中にいろんな形と色がある常時変化してとどまらない 苦しくて止まりたくなる やめたいのに また新しくはじめる 今日も どうしようもなく 生きている

記憶の跡

君を愛した記憶も 君に愛された記憶も ずっとここにあった どうしようもない 寂しさで狂って 息ができなかった 「さよなら」を言った 君を恨んだ だけど恨めなくて 君の幸せを願っていた そんなに想える人に 出会えた 事実

つつまれる

どこまでも自由 縛られず 自らを表現し尽くす 外では闘い 内では癒し 「あなたはどこまでも行ける」 そう言ってくれれば 怖いものなんて無くなる 君に見せたいものがある もっともっと どんどん溢れ出る 私の魅力は 君の魅力 真剣にぶつけ合いたい

リソウノタイプ

"好き"とか"嫌い"で 片付く関係は求めてない 通り越していく 「本気で愛すけど、本気で愛される気ある?」 365日食べられる 白米が理想のタイプ。

はんぶん半分

話して聞いて 書いて読んで はんぶん半分 のバランス 今、自分をすごく大切にして丁寧に向き合ってる 自分を 少し整理できた どっちかじゃなくて どっちも 欲張るのもいい

後回し

気づいたこと 大切な君に 真剣に向き合うことで 大切な自分に 真剣に向き合えた 自分を後回しにする性格は 君も自分も 大切にしている証だった どっちが大切ではなく どっちも大切なんだ 大切な自分が 大切にしている人だから 自分のこと 大切にしてきた 後…

そこにある光

秋の太陽は 柔らかく僕を包む そこにある光 それは僕からみた君なのかもしれない そこにただ ある光 僕もその光

ダサイトガリ

買って欲しいから描くんじゃない買って欲しいから書くんじゃない 私は描きたいから描く私は書きたいから書く 買いたい人がいれば買えばいい買いたい物があれば買えばいい 買ってくれたらまた描ける買ってくれたらまた書ける 媚びた物はダサいからそういう物…

スッ と。

ずっと悩んでた。 って事は、ずっと考えてくれていたという事。 それだけで、なんか 心が スッと。

わたし旅

いつからか本を読むのはやめた 本を読む時間を わたし旅の時間になった 何もないと思っていた 自分の中には 悲しみ怒り苦しみ喜び嬉しい そんな沢山の物語があった 私に沢山のわたし 捨てた私 消した私 隠した私 抑えた私 わたしはそれでも私だった 私はそれ…

綺麗ゴト

あの頃のあの感覚からどうしても逃れたかったでも忘れたくはなかった 「乗り越える」「壁を壊す」 とか言うけど そんな綺麗事じゃない ドロドロの感触も この手で 形を変え出した まだ何かわからない また朝がきた 息をのむくらい空が綺麗だった

耳鳴り

頭の中で呼応する 責め、卑下、罵倒 耳を塞いでも聴こえる声 誰の声だろうと思っていたが 自分のものだと気がついた 私を責めていたのは 私だった 耳を塞いだ手を下ろす 肩の力を緩ませる ふっと息を吐く もう大丈夫、もう大丈夫