雑木林を
冬の風が通り抜ける
ヒューヒュー
ゴーゴー
サラサラした雪も
積もると重みを増す
木の枝が重さに耐えかねて
折れる
冬という季節の
冷たさと重さが
身に染みる
雑木林を
冬の風が通り抜ける
ヒューヒュー
ゴーゴー
サラサラした雪も
積もると重みを増す
木の枝が重さに耐えかねて
折れる
冬という季節の
冷たさと重さが
身に染みる
ゆっくり伸びをして
思い切り息を吐く
深く肺に空気を取り込む
冷たい空気
今日がまた始まる
朝日が少しずつ森を照らす
川はゆったりと流れる
こんな朝が毎日くれば
どれだけ幸せだろう
忘れてしまう静けさを
写真に切り取り胸にしまう
忘れたくない
忘れられない記憶は
特別の中よりも
日常にある
この地から
遠くへ飛んでいく
どこまで行けるか
その地で
根を張り
花を咲かす
故郷を夢見る
帰る場所がある
またいつか
さよならを告げようか
このまま一緒にいようか
今はまだ決められない
今までの僕は
決められないことも
ダメなやつだと責めてた
決められないくらい
自分も相手も
そしてみんなが
幸せになってほしいと願ってた
自分の中に
いろんな形と色がある
常時変化して
とどまらない
苦しくて止まりたくなる
やめたいのに
また新しくはじめる
今日も
どうしようもなく
生きている
君を愛した記憶も
君に愛された記憶も
ずっとここにあった
どうしようもない
寂しさで狂って
息ができなかった
「さよなら」を言った
君を恨んだ
だけど恨めなくて
君の幸せを願っていた
そんなに想える人に
出会えた
事実
どこまでも自由
縛られず
自らを表現し尽くす
外では闘い
内では癒し
「あなたはどこまでも行ける」
そう言ってくれれば
怖いものなんて無くなる
君に見せたいものがある
もっともっと
どんどん溢れ出る
私の魅力は
君の魅力
真剣にぶつけ合いたい