誰かに求めるだけの 人生を送ってると 自分が段々と透明になって 気づいたら 自分の存在が消える 優しさや気遣いは すごく難しくて 勘違いしてしまう 優しさや気遣いが 重さに変わる瞬間がある 自分がやりたいことを 相手が喜んでくれる 優しさや気遣いって …

一回死んだ人生だから いっそなこと 生きてみようと思った 私を救ったのは 詩を書くことだった 詩を書いて 痛みを紛らわせた 方法はいくらでもある中から 詩を書く事を選んだ 何者かわからないことに 嫌悪して 自分をひたすらにせめた だけど その時の自分は…

ふと思い出す あの時がある 「もう生きたくない」 人生で一度だけ それを思い続けた いっときが 私にはある 息をすることさえも やめてしまおうかと 思った あの時 そこに私がいた 「死にたい」と 思うのは悔しくて でもどうしようもなく 朝が来ると 涙が勝…

音がはじけて耳がふるえる 私の体にはいったあとは 私の心をふるわす 目には見えない音が 目からでる涙にかわる そうやって伝わり動かす 音の力

頭は常に動いて いい事も悪い事も 思考がグルグル回っている たまに止まって ぼーっとしている時に それが繋がっていく -14℃の世界では 息を吐くと 煙草の煙のような息がでる 冷たい空気の中では 思考も止まる そんな時間が最高に好き 止めては動き 動いては…

雑木林を 冬の風が通り抜ける ヒューヒュー ゴーゴー サラサラした雪も 積もると重みを増す 木の枝が重さに耐えかねて 折れる 冬という季節の 冷たさと重さが 身に染みる