いつからか本を読むのはやめた 本を読む時間を わたし旅の時間になった 何もないと思っていた 自分の中には 悲しみ怒り苦しみ喜び嬉しい そんな沢山の物語があった 私に沢山のわたし 捨てた私 消した私 隠した私 抑えた私 わたしはそれでも私だった 私はそれ…
あの頃のあの感覚からどうしても逃れたかったでも忘れたくはなかった 「乗り越える」「壁を壊す」 とか言うけど そんな綺麗事じゃない ドロドロの感触も この手で 形を変え出した まだ何かわからない また朝がきた 息をのむくらい空が綺麗だった
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